インターネット回線お役立ち情報
インターネット回線はサービスによって工事不要で使えるものがあります。
データをダウンロードする分には、十分な性能であるものが多いです。
しかし、使い方によっては不便と感じる可能性があるため、自分の使い方に合うか注意しましょう。
本記事では、工事不要で使えるネット回線を詳しくご紹介します。
ホームルーターは、端末を自宅のコンセントに差すだけでWi-Fiが使えるネット回線です。
具体的にサービス名を挙げると、以下の3種類があります。
通信速度はサービスにより異なりますが、5G対応エリアで受信時のが最大2Gbps以上、5Gに対応していない場所でも最大1Gbps以上です。
電波が問題なく入れば、Webサイトの閲覧から高画質動画までスムーズにダウンロードできます。
データ容量は基本的に使い放題で、よほど使い過ぎない限りは速度制限は受けません。
一方で上り速度が最大100Mbpsから300Mbpsほど、Ping値はやや安定性に欠けるためオンライン会議や動画配信、低遅延が求められるオンラインゲームには不向きなデメリットもあります。
しかし、カジュアルな用途なら十分なスペックのサービスといえるでしょう。
モバイルWi-Fiルーターは、持ち運びができる端末を契約してWi-Fiの利用が可能になるサービスです。
ホームルーターをコンパクトにして持ち運びを可能にしたものと考えるとわかりやすいです。
ワイモバイルやUQモバイルをはじめ様々な事業者がモバイルWi-Fiルーターを展開していますが、利用条件はサービスによって異なります。
データ容量が無制限のサービスがあれば、月に利用できるデータ容量に上限があるサービスも珍しくありません。
無制限でも一定期間に使い過ぎると速度制限がかかるものもあるので、契約する場合はプラン内容を細かく確認しましょう。
通信速度も事業者によって違いますが、基本的にどのサービスもWebサイトや動画の視聴は問題なくできるレベルです。
ホームルーターと同様に上り速度は控えめで、オンライン会議と動画配信、オンラインゲームには適していません。
集合住宅では、物件によっては工事不要で光回線が使える場合があります。
光回線が完備されている物件はすでに自室まで光ファイバーが引かれており、工事をしなくても利用可能です。
光回線完備物件のほとんどは、プロバイダーの契約申し込みをする必要がありません。
1本の光回線を全戸に分配しているので、最大通信速度は100Mbpsである場合が多いです。
工事不要なネット回線はホームルーターとモバイルWi-Fiルーターの2つが挙げられます。
どちらもWebサイトや動画視聴などダウンロードを行う場合は、非常に快適なネット回線です。
しかし、オンライン会議と動画サイトでのライブ配信、オンラインゲームでは遅延が生じて使いにくさを感じる恐れがあります。
上り速度も大切になる使い方をする場合、光回線も検討してください。