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ホームルーターの選び方!知らないと損する5つのデメリット

ホームルーターは、手軽にインターネット環境を整えられる便利なデバイスとして人気を集めています。

でも、その利便性の裏には、知っておくべき注意点も潜んでいるのです!

契約前に、ホームルーターのデメリットをしっかりチェックしておきましょう。

1. 速度と安定性に不安あり

ホームルーターを選ぶ際、最も気になるのが通信速度と安定性ではないでしょうか。

しかし、ホームルーターには固定回線とは異なる特性があり、そこに落とし穴が隠れています。

固定回線に比べて劣る通信パフォーマンス

ホームルーターは、光回線などの固定回線と比較すると、通信速度や安定性で見劣りしてしまうのが現状です。

平均速度を見ても、光回線が上下200Mbps以上なのに対し、ホームルーターは下り66Mbps、上り44Mbpsと大きな差があります。

オンラインゲームや高画質動画の視聴など、高速通信が求められるシーンでは不満を感じるかもしれません。

また、無線通信を利用するホームルーターは、天候や建物の構造、電波障害の影響を受けやすく、通信が不安定になりがち。

特に混雑時や夜間は、速度低下や接続の途切れが起こる可能性が高まります。

固定回線並みのパフォーマンスを期待すると、肩透かしを食らうかもしれません。

2. 速度制限の落とし穴

ホームルーターを使う上で、もう一つ注意したいのが速度制限の問題です。

大量のデータ通信を行うと、思わぬ制限に引っかかってしまうことがあるのです。

大量データ通信時に潜む制限リスク

ホームルーターサービスの多くには、一定期間内の大量データ通信に対する速度制限の規定があります。

短期間で大量のダウンロードや、長時間の高画質動画視聴などを行うと、制限に引っかかる可能性が。

一旦制限が適用されると、通信速度が大幅に低下し、ネット利用に支障をきたすかもしれません。

契約前には、各サービスの速度制限規定を入念にチェックし、自分の利用パターンとの相性を見極めることが大切ですよ。

思わぬ制限に泣かされないよう、慎重に選びたいですね。

3. 設置場所選びが肝心

ホームルーターの通信品質を左右するのが、設置場所の選択です。

適切な場所に設置しないと、せっかくの高速通信も台無しになってしまうことも。

通信品質を左右する設置場所の重要性

ホームルーターの通信品質は、設置場所によって大きく変動します。

建物の奥まった部屋や、厚い壁に囲まれた空間など、電波の届きにくい場所では、速度低下や接続不安定のリスクが高まるのです。

高層階(16階以上)での利用も、おすすめできない場合があります。

また、水槽や金属製の棚、電子レンジなどの家電製品が近くにあると、電波干渉を引き起こし、通信品質に悪影響を及ぼすことも。

最適な通信環境を実現するには、窓際や部屋の中央など、電波の届きやすい場所への設置がカギとなります。

床から1〜2mほどの高さに設置するのも、電波受信状態の改善に効果的ですよ。

4. 場所を選ばない利用は難しい

ホームルーターは持ち運びできる利点がありますが、実は利用場所に制限があることをご存知ですか?

契約住所以外での使用には、注意が必要なのです。

契約住所以外での利用制限に注意

ホームルーターサービスの多くは、契約時に申告した住所でのみ利用可能という制限があります。

これは通信事業者がサービス品質を維持するために必要な措置なのですが、旅行先や出張先での使用ができなくなるのは不便ですよね。

引っ越しの際にも、住所変更手続きが必要になり、手間がかかってしまいます。

ただし、一部のWiMAXホームルーターは、場所を問わず利用できるサービスもあるとか。

移動しながらの利用を考えている方は、そうした選択肢も検討してみる価値がありそうです。

5. コストと縛りの落とし穴

ホームルーターは月額料金が安いイメージがありますが、長期的に見るとどうなのでしょうか?

契約期間や解約時の注意点など、コストに関わる落とし穴にも目を向ける必要があります。

長期的な費用と解約時の注意点をチェック

ホームルーターは、初期費用や月額料金が比較的安価なのが魅力ですが、長期的に見ると必ずしもお得とは限りません。

特にキャンペーンや割引が適用されない場合、光回線と比べてコスト面で不利になることも。

また、2年や3年といった長期契約を求められるサービスが多く、途中解約には高額な違約金が発生する可能性があります。

端末代金が別途必要なケースもあり、初期費用が予想以上にかさむこともあるのです。

契約前には総支払額を慎重に計算し、長期的な視点でコストを比較検討しておくことが賢明ですよ。

安さに惹かれて飛びついたら、後で後悔する羽目になるかもしれません。

まとめ

ホームルーターは便利なデバイスですが、契約前に知っておくべきデメリットがいくつかあります。

通信速度や安定性の問題、速度制限のリスク、設置場所による品質変動、利用場所の制限、コストと契約期間の落とし穴など、見落としがちなポイントを押さえておきましょう。

自分の利用環境や目的に合わせて、デメリットを踏まえた上で慎重に選ぶことが、満足度の高いインターネットライフを実現する鍵となります。

ホームルーター選びに迷ったら、この記事で紹介したチェックポイントを参考にしてみてくださいね!