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光回線の4つの種類とそれぞれの特徴

光回線の種類を大きく分けると、フレッツ光、光コラボレーション、独自回線系、電力系光回線の4つに分類されます。

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

1. フレッツ光

フレッツ光は、NTT東日本・西日本が全国規模で展開している光回線サービスです。

最大の強みは、広大なエリアをカバーしていること。

最大1Gbpsの高速通信を安定して利用できる点も魅力ですね。

ただし注意点として、フレッツ光単体での契約はできません。

別途プロバイダとの契約が必要となるため、手続きが少し面倒に感じるかもしれません。

2. 光コラボレーション

光コラボレーションとは、フレッツ光の回線設備を他社が借り受け、サービスを提供する仕組みのこと。

通信品質はフレッツ光と同等ですが、回線とプロバイダがセットになっているため、契約手続きがシンプルになります。

また、携帯キャリアが光コラボを提供しているケースでは、スマホとのセット割引が適用される点も見逃せませんね。

3. 独自回線系

企業が独自に光ファイバーを敷設して提供している光回線のことで、NURO光やauひかりが該当します。

専用の設備を利用することで、最大2Gbpsの超高速通信を実現している点が特徴です。

ストレスフリーなネット環境を求める方におすすめと言えます。

一方で、提供エリアが都市部中心で限定的なのが玉にきず。

地方では利用できないこともあるので、事前の確認が欠かせません。

4. 電力系光回線

電力系光回線の特色は、電力会社が保有する光ファイバー網を活用している点にあります。

eo光やコミュファ光など、各地域の電力会社がそれぞれ展開しているのが特徴的です。

サービスエリアは電力会社の供給範囲内に限られますが、地域に根差した手厚いサポートが受けられるのが嬉しいポイントと言えます。

電気料金とまとめて支払えば、トータルのコスト削減にもつながるでしょう。

光回線選びで押さえるべき4つのチェック項目

続いて、光回線を選ぶ際に重視したいポイントを見ていきましょう。

提供エリアや通信速度、料金体系、サポート体制など、チェックすべき項目は少なくありません。

ここでは、特に押さえておきたい4つの視点に絞ってご紹介します。

1. 提供エリアを確認する

光回線選びで真っ先に確認したいのが、提供エリアです。

フレッツ光や光コラボは全国区ですが、独自回線系や電力系は限定的なエリアでの展開となります。

地方在住の方は特に、利用可能なサービスが少ない可能性もあるので、入念なチェックが必要不可欠ですね。

2. 通信速度にこだわる

次に重視したいのが、回線の速度面での性能です。

一般的な光回線は最大1Gbpsですが、中にはNURO光のように2Gbps以上の高速サービスも。

とはいえ、カタログスペックだけでなく、実際の使用感も大切な判断材料です。

口コミなどを参考に、実測の速度をリサーチしておくことをおすすめします。

3. 月額料金を比較検討する

気になるのは、やはり料金面。

月々の基本料金に加えて、初期費用や工事費など、トータルでのコストを比較してみましょう。

光コラボや独自回線系の一部では、携帯とのセット割引でお得になるケースも。

さらにキャンペーンなどの特典を上手に活用すれば、かなりの節約になるはずです。

4. サポート体制の充実度をチェック

快適なネット生活を送るうえで、サポート面の安心感は欠かせません。

トラブル時に24時間365日対応してくれるか、訪問サポートの有無なども確認しておきたいところです。

「困ったときに頼りになる」サービスを選ぶのが賢明だと言えるでしょう。

まとめ

光回線にはさまざまな種類がありますが、それぞれ特色が異なります。

提供エリアや通信速度、料金体系、サポート面など、自分に合ったサービスを選ぶためのポイントを抑えておくことが肝心ですね。

快適なインターネット環境は、日常生活の質を大きく左右するもの。

じっくりと比較検討して、失敗をしない光回線選びを心がけましょう!